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年内複数回の利下げ観測高まる!ドル為替見通し予想2019年7月15日週

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年内複数回の利下げ観測高まる!?

108円99銭から107円81銭まで急落

 
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先週のドル円は、先々週7月5日の雇用統計にて非農業部門雇用者数が市場予想を大きく上回ったことから、一時108円98銭-99銭まで上昇しました。

しかし、10日のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が予想以上のハト派だったことから年内複数回の利下げ観測が広がり、ドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

週の終値も108円を割り、107円台で終わっています(涙
 

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2019年7月8日週のまとめ

先週のドル円は、

【ネガティブ材料】
●アメリカ年内複数回の利下げ観測強まる

●米中貿易戦争激化・長期化懸念

●中東(イラン)情勢緊迫化
 

【ポジティブ材料】
●アメリカ経済指標の消費者物価指数、市場予想を上回る

●市場の利下げ観測は行き過ぎ

●米中貿易協議進展期待
⇒閣僚級の電話会談実施
 

と、アメリカの経済指標は良い数値となったものの、パウエルFRB議長のハト派・弱気発言が全部持って行ったような感じでした。

アメリカは経済も雇用も好調なのに…。

その結果、週の終値もおよそ1ドル=107円89銭と、先週の終値108円47銭から58銭程度のドル安円高程度で、この週の取引を終えています。
 

パウエルFRB議長の議会証言

上記通りアメリカの好調な労働市場から、連邦準備制度理事会(FRB)による7月の大幅利下げ観測は後退し、ドル円は一時109円台目前まで上昇しました。
 

しかし10日に行われたパウエルFRB議長の議会証言にて、

「貿易や世界経済の成長見通しに不透明感が残る」

「6月FOMC以降の不透明感が引き続き見通しを曇らせている」

「インフレ圧力は依然として弱い」と証言。
 

今月7月31日の利下げを含め、年内複数回の利下げ観測が再燃し、1ドル=107円80銭-81銭までドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。
 

インフレ率は予想を上回る

しかし11日に発表されたアメリカ6月の消費者物価指数(≒インフレ率)は、前年同月比で、

05月実績:+1.8%
市場予想:+1.6%
06月実績:+1.6%
 

より重要視される消費者物価コア指数(CPIコア指数)は前年同月比で、

05月実績:+2.0%
市場予想:+2.0%
06月実績:+2.1%

と市場予想を上回る結果となったことから、長期金利が上昇。

ドル円は、一時1ドル=108円60銭-61銭まで反転上昇しました。
 

米中協議進展期待

その後、6月の生産者物価指数(PPI)も年同月比で、

05月実績:+1.8%
市場予想:+1.6%
06月実績:+1.7%
 

より重要視される生産者物価コア指数(PPIコア指数)も前年同月比で、

05月実績:+2.3%
市場予想:+2.2%
06月実績:+2.3%

と、ともに市場予想を上回ったことから、さらにドル買い(ドル高)が進みました。
 

しかし、今度はシカゴ連銀のエバンス総裁(2019年連邦公開市場委員会(FOMC)投票権あり)が、

「インフレ率2%を上回る水準へと押し上げるには、さらに金融緩和が必要だろう」

と年内2回、合計0.50%の利下げを支持する見解を示したことから、再び年内複数回の利下げ観測が再び広がり、結局107円88銭-89銭でこの週の取引を終えました。
 

ドル円の推移

先週のドル円推移は、107円80銭-81銭から108円98銭-99銭でした

ちなみに先々週のは、107円52銭-53銭から108円63銭-64銭です。

さらにその前の週は、106円77銭-78銭から108円15銭-16銭です。

参考までにその前は、107円04銭-05銭から108円71銭-72銭です。

ひとつおまけに前週、108円15銭-16銭から108円79銭-80銭です。

もうひとつおまけで、107円87銭-88銭から108円61銭-62銭です。

 

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2019年7月15日週の予想

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今週のドル円は、7月30-31日のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)において、0.25%の利下げが行われると予想されるものの、0.50%の利下げ観測も消えていないことから、ドルの上値は重い展開となりそうです。
 

今週の重要なアメリカ・日本のイベントは、

07月16日のアメリカ:6月小売売上高

07月05日のアメリカ:7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

などが予定されています。
 

また南アフリカでは18日に政策金利の発表が予定されており、現状の6.75%から6.50%への利下げが予想されています。
 

注目は6月小売売上高、前月比で、

5月実績:+0.5%
6月予想:+0.2%

と、前月実績を下回る予想となっています。

市場予想を下回るようだと、0.50%の大幅利下げが現実味を増してくるため、注目の経常指標となります。
 

連邦公開市場委員会(FOMC)

7月30日-31日(政策金利の発表は日本時間31日27時)に開催される次回のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)では、0.25%の利下げが有力視されています。

しかし、上記パウエルFRB議長のハト派的な見解で0.50%の利下げ観測が再燃してきています。
 

16日発表のアメリカ6月小売売上高や、7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数などの経済指標が市場予想を大きく下回るようだと、0.50%を利下げを見込んだドル売り(ドル安)が進む可能性があります。

逆に市場予想を大きく上回った場合…も、月末の利下げはほぼ決定的なため、ドル買い(ドル高)が大きく進む可能性は低いでしょう。
 

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、106円50銭から109円50銭までと予想します。

ちなみに先週は、106円50銭から109円50銭という予想でした。

(1ドル円為替見通しブログの1管理人の予想ね)

 

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FX(外国為替証拠金取引)の感想

注目されたパウエルFRB議長の議会証言。

サトウカズオは好調な結果となった6月の雇用統計の内容から「利下げ必要ないじゃん」と思っていたのですが…

パウエルFRB議長:
Q:6月の雇用統計の数値結果を見て見通しを変えたか?との問いに
A:変えていない

と、もう何が何でも利下げする気満々の様子。

利下げしろ利下げしろと繰り返し何度も言っているトランプ大統領の意向に屈したかの感じでした。
 

問題は7月30日-31日のアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅は、0.25%になるか0.50%になるかでしょう。

市場は0.25%を見込んでいて、ほぼ織り込んでいる状態です。

0.50%利下げも織り込みつつあります。

では利下げが0.25%に留まった場合は、ドルの反発上昇もあり得るのではないか、と思っています。

消費税増税もあり、ますます低成長が続きそうな日本と、経済が好調なアメリカ。

これでドル高って納得がいきませんね(苦笑
 

アメリカは利下げはほぼ確実ですが、あれは経済成長を持続させるための予防的な利下げです。

そもそもアメリカ経済も株価も、現状大きく崩れていません。

むしろ上昇しています。

NYダウ平均もナスダック総合指数もS&P500も、史上最高値を更新しています。

結果、ドルも大きく崩れない…と思います。

個人的にも特にアメリカ株価は頑張れー!

(どこにでもある1ドル円為替見通しブログの1素人管理人の意見ですからね!)
 

今後のドル円相場は、

短期:107円~112円程度のレンジ相場

長期:103円~113円程度のレンジ相場

と予想します。

108円を挟み±5円程度でしょうか。

みなさまの資産運用投資の手助け(参考)になれば幸いです♪

 

 

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