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米調子良すぎて金利上昇⇒株価大幅下落⁉為替見通し予想10月第1週

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ドル円は2017年3月以来となる115円を目指す展開に!

しかしアメリカ長期金利上昇からの株価大幅下落でリスク回避姿勢も

 
注目のアメリカ9月の雇用統計は非農業部門雇用者数が残念な結果となりましたが、前月・前々月は上方修正!

さらに9月非農業部門雇用者数が振るわなかったのは、ハリケーンなどの天候要因だったことから、12月の追加利上げも阻む要因とはならず…。

アメリカ長期金利も上昇しておりアメリカドルもすっかり高金利通貨となっており、今後もさらに日米金利差に伴うドル高円安が続きそうです。

でも逆に金利が上昇しすぎて、ニューヨークダウ平均やナスダック総合指数が大幅下落しているのが心配です(苦笑
 

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先週のまとめ

アメリカ長期金利が2011年6月以来の高い水準まで上昇していること。

また、12月の追加利上げを含め2019年も年3回の利上げが見込まれていることから、世界的にドル買い(ドル高)が進み、ドル円はまたまた年初来高値を更新。

一時114円54銭-55銭までドル高円安が進みました。
 

しかし逆にアメリカ長期金利上昇は、アメリカ国内の企業にとっては減収要因となることから、4日-5日とニューヨークダウ平均は大幅下落。

日本を始めとするアジア株や欧州株も同じく下落展開となったことから、一転してリスク回避的なドル売り円買い(ドル安円高)が進みました。

結局、週の終値もおよそ1ドル=113円68銭と、先週の終値113円69銭から、1銭程度のドル安円高となり、この週の取引を終えています。
 

アメリカ雇用統計

注目のアメリカ雇用統計は、

非農業部門雇用者数(前月比)
8月実績+27.0万人(+20.1万人から上方修正)

市場予想+18.5万人に対し、9月実績+13.4万人!

失業率
8月実績3.9%、市場予想3.8%に対し、9月実績3.7%!

時間給(前年比)
8月実績+2.8%、市場予想+2.8%に対し、9月実績+2.9%!
 

と言う結果となりましたが、特に失業率が3.7%まで低下したこと。

また非農業部門雇用者数も前月・前々月が上方修正され直近3カ月平均では約19万人増と力強い数値となったことから、ドル買い(ドル高)が進みました。
 

アメリカ長期金利上昇

しかし上記通り、堅調な雇用統計の結果を受けてアメリカ長期金利は上昇

高い金利は企業業績を押し下げるとの思惑から、ニューヨークダウ平均は大幅下落となり、株安を意識したリスク回避のドル売り(ドル安)が進みました。

ドル円は一時113円55銭-56銭まで下落し、結局113円68銭-69銭でこの週の取引を終えました。
 

ドル円の推移

先週のドル円推移は、113円51銭-52銭から114円54銭-55銭でした。

ちなみに先々週のは、112円28銭-29銭から113円70銭-71銭です。

さらにその前の週は、111円66銭-67銭から112円86銭-87銭です。

参考までにその前は、110円84銭-85銭から112円16銭-17銭です。

ひとつおまけに前週、110円37銭-38銭から111円75銭-76銭です。

もうひとつおまけで、110円68銭-69銭から111円82銭-83銭です。

 

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今週の予想

今週のドル円は、世界的な株安を嫌気してリスクオン(リスクを取ってでもリターンを得る)姿勢のドル買い(ドル高)は後退したものの、好調なアメリカ経済・堅調な労働市場を背景としたアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続の姿勢に変わりはなく、引き続きドル高基調継続となる見込みです。
 

今週の重要な米国・日本のイベントは、

10月09日の米国:消費者物価指数(CPI)

10月12日の米国:ミシガン大学消費者信頼感指数

などが予定されています。
 

今週の注目は何と言っても9日の消費者物価指数(CPI)ですね。

市場予想は、

消費者物価指数(CPI)
8月実績前年比+2.7%、市場予想同+2.4%

消費者物価コア指数(コアCPI)
8月実績前年比+2.2%、市場予想同+2.3%

となっています。

消費者物価コア指数(コアCPI)が市場予想と一致。

下回っても8月実績並みの数値に落ち着くならば、ドル高基調は継続となるでしょう。
 

ドル円は115円を目指す展開に

今週のドル円は、2017年3月以来となる115円を目指す展開になりそうです。

しかし2017年以降、今まで114円後半では値が重く、115円の壁に何度も跳ね返されています。

市場も115円の壁は意識しており、上値抵抗線として機能しています。

さらにこの2週間で2円以上もドル高円安が進んでおり、利益確定のドル売り(ドル安)や、ポジション調整目的のドル売り(ドル安)も増える可能性があります。
 

ユーロ安がドル高に影響

イタリアがすでに、欧州連合(EU)が設ける財政規律(公的債務と財政赤字)を順守しないのではないか、イギリスがEUから合意なしで強制離脱(ハードブレグジット)を決定するのではないか、などの不安感に包まれており、ユーロを買い難い(ユーロ高になり難い)状況となっています。

結果的にユーロ安ドル高が続く可能性があります。
 

連邦準備制度理事会(FRB)の意向

パウエルFRB議長は、インフレ率の上昇や堅調な労働市場により、強いアメリカ経済を強調し、利上げ継続の意思を示しています。

上記9月の雇用統計もFRBによる利上げ姿勢を阻む内容ではなく、今週発表の9月消費者物価指数などの経済指標が市場予想と一致、上回るような内容となれば、株安によるリスク回避的なドル売り(ドル安)は後退する可能性があります。
 

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、112円00銭から115円00銭までと予想します。

ちなみに先週も、112円00銭から115円00銭という予想でした。
 

FX(外国為替証拠金取引)の感想

先週も年初来高値を更新し、ドル円は一時114円54銭-55銭まで上昇しました。

週末を前に、ニューヨークダウ平均やナスダック総合指数が大幅に下落し、リスク回避からのドル売り(ドル安)が進みましたが、9月雇用統計内容は上記通り高い数値を維持するなど、ドル高基調は変わっていません。

多少下がったところでは押し目買いが入るなど、113円台半ばや後半では底堅く推移しています。

利益確定のドル売りをさばきつつ、調整後、再び115円を目指す展開となりそうです。

(あ、どこにでもあるドル円為替見通しブログの素人管理人の予想ね)
 

アメリカ10年債利回りは一時3.2460%と物凄く高い水準に達しました。

ほぼリスクなく、安全に、しかもドル高円安での為替差益も狙える優良物件となりつつあります。

サトウカズオの企業年金の予定利回りは1.25%。

………。

給料から天引きされる企業年金よりも、今アメリカ10年国債買った方が良いのでは…いや良いよね!

給料回り見直します(笑
 

今後のドル円相場は、

短期:108円~115円程度のレンジ相場

長期:105円~115円程度のレンジ相場

と予想します。

110円を挟み±5円程度でしょうか。

みなさまの資産運用投資の手助け(参考)になれば幸いです♪

 

 

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