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アメリカ中間選挙は下院民主党勝利もドル高!ドル円為替見通し予想11月第2週

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アメリカ中間選挙は上院与党共和党、下院野党民主党が勝利!

 
先週の大注目イベントはアメリカ中間選挙(6日投開票、日本時間7日12時ごろ大勢が判明)。

その結果は予想通り上院は与党共和党が勝利し、下院は野党民主党が勝利しました。

事前の予想では、ねじれ国会でトランプ政権の政策が進まないとの見通しからドル安円高が進むと見られていましたが、ふたを開けて見れば大勢に影響はないとの思惑から、ドル高基調継続へ。

そのため結構値動きしたな…と思っていましたがこの1週間の値幅は1円14銭程度

相変わらずのレンジ相場が続いています。

為替差益を狙っても良し、長期保有でスワップポイントを狙っても良しでアメリカドルもすっかり高金利通貨の仲間入りですよ♪
 

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先週のまとめ

先週は、アメリカ中間選挙にて予想通りの展開となったこと。

そして与党共和党が負けすぎなかったこと。

また、アメリカ連邦公開市場委員会(FOMC、7日-8日開催)会合にて、政策金利は据え置きとなったものの、利上げ姿勢継続の方針が再確認されたことから、リスク回避の円買い(円高)は後退。

ドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。

結局、週の終値もおよそ1ドル=114円09銭と、先週の終値113円20銭から、89銭程度のドル高円安となり、この週の取引を終えています。
 

アメリカ中間選挙

アメリカ中間選挙では、複数の調査会社による予想通り、上院で与党共和党、下院で野党民主党が過半数を制しました。

選挙前の共和党による上下両院支配は失われたもののトランプ政権を揺るがすほどではなく、むしろトランプ政権暴走へのチェック機能が働くとの思惑から選挙後の7日のアメリカ株式市場で株価は大幅高の展開に。

リスク回避姿勢は後退し、為替相場でもドル買い円売り(ドル高円安)が進みました。
 

アメリカ生産者物価指数

さらに9日に発表されたアメリカ10月の生産者物価指数(PPI)が前年同月比+2.9%と市場予想の同+2.5%を大きく上回り、およそ6年ぶり高水準となったことから、12月の追加利利上げの実施確率がますます高まり、ドル円は一時113円97銭-98銭まで上昇しました。

しかしその後、アメリカ株価が大きく下落。

世界経済の減速懸念も再浮上してきたことから、結局113円81銭-82銭でこの週の取引を終えています。
 

ドル円の推移

先週のドル円推移は、112円94銭-95銭から114円08銭-09銭でした。

ちなみに先々週のは、111円77銭-78銭から113円38銭-39銭です。

さらにその前の週は、111円37銭-38銭から112円88銭-89銭です。

参考までにその前は、111円62銭-63銭から112円72銭-73銭です。

ひとつおまけに前週、111円82銭-83銭から113円93銭-94銭です。

もうひとつおまけで、113円51銭-52銭から114円54銭-55銭です。

 

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今週の予想

上記通り9日に発表されたアメリカ10月の生産者物価指数(PPI)が前年同月比+2.9%と、およそ6年ぶり高水準となったことから、14日に発表されるアメリカ10月の消費者物価指数(CPI)も強い数値が予想されています。

市場予想通り(前年同月比+2.5%)か、もしくはそれ以上ならば、利上げ姿勢継続を意識したドル買い(ドル高)が続くことが予想されます。

しかし1ドル=114円台はチャート的に抵抗水準と見られており、またトランプ大統領もドル高を快く思っておらず再度の口先介入も容易に想像できることから、上値の重い展開が予想されます。

つまりは今週もレンジ相場となる見通しです(笑
 
今週の重要な米国・日本のイベントは、

11月14日の日本:7-9月期国内総生産(GDP速報値)

11月14日の米国:10月 消費者物価指数(CPI)

11月15日の米国:10月 小売売上高

などが予定されています。
 

今週の注目は、10日発表のアメリカ10月の消費者物価指数(CPI)でしょう。

市場予想は前年同月比+2.5%(前月実績同+2.3%)、CPIコア指数も同+2.2%(前月実績+2.2%)となっています。

インフレ率は2%台を維持しており、生産者物価指数(PPI)を見る限り今後も2%台を維持しそうな状況であることから、12月の追加利上げ、2019年に向けての追加利上げ姿勢継続方針が正当化されるとの思惑から、ドルは底堅く推移しそうです。
 

消費者物価指数と小売売上高

今週の重要な経済指標として、14日の10月消費者物価指数(CPI)、15日の10月小売売上高と11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が挙げられます。

(フィラデルフィア連銀製造業景況指数が重要な理由として、全米をカバーするISM製造業景況感指数との高い相関性傾向があるため、ISM製造業景況感指数の先行指標と見られています)
 

上記通り10月のCPIは前年同月比+2.5%と予想されており、市場予想を上回るか、もしくは一致した場合、FOMCによる追加利上げ継続姿勢が正当化され日米金利差拡大への思惑からドル買い円売り(ドル高円安)が進む見込みです。

しかし1ドル=114円台はチャート的に抵抗水準と見られており、またトランプ大統領もドル高を快く思っておらず再度の口先介入も容易に想像できることから、上値の重い展開が予想されます。
 

株価

先週も世界的な株価もさることながらアメリカ株価の上値も重く、世界経済の減速懸念などを理由にさらなる株安を警戒する相場展開となりました。

一時期より株価が為替相場に与える影響が少なくなたっとは言え、リスク回避姿勢が強まれば円買い(円高)は当然進むことから、株価を睨んだ展開となりそうです。
 

今週のレンジ予想

今週の予想レンジは、112円00銭から115円00銭までと予想します。

ちなみに先週は、111円50銭から114円50銭という予想でした。
 

FX(外国為替証拠金取引)の感想

今までのアメリカ株高を牽引していたフェイスブック、アップル、アマゾン、ネットフリックスなどのFAANG株が軒並み安となっています。

特にアップルは酷いものですね。

史上最高値から13%近く下げています。

(個人的には、まだ13%と言った感じですが…)

しかし過剰反応だと思っています。

アメリカ経済は好調です。

鈍化傾向からリセッション入りするまで、少なくとも1年半から2年は先だと思っています。

だとすると株価が下がり始めるのは、2年から2年半くらいから先でしょう。

まだまだ心配することは無いです。

むしろお金があったら買い増ししたい!

(特にアマゾン株(笑)

それにしてもアップル…10年前が13ドルだったことを考えれば、実に15倍ですから、凄い成長には変わりありませんがね(笑
 

中国経済の鈍化懸念⇒世界経済の鈍化懸念へと結びついた訳ですが、中国とアメリカとの関係改善が進むのでは?との期待も続いています。

11月末に開催されるG20での米中首脳会談。

また中国の劉鶴副首相が近く訪米し、トランプ政権の経済閣僚らと会談するとの一部報道もありました。

実際はどうなるか分かりませんが、米中貿易戦争緩和期待が進むだけで、株高支援・ドル高円安支援となる訳ですから期待したいです♪
 

と、株は冴えませんが、アメリカ経済は引き続き好調で、12月追加利上げは確実

2019年のさらなる追加利上げも年3回が既定路線

少なくとも年2回は利上げ確実!と見られています。

日本経済は相変わらずなので、このまま行けば日米金利差拡大への思惑から、さらにドル高円安が進むと予想されます。
 

以上を踏まえ今週も、好調なアメリカ経済・堅調な労働市場、結果利上げ姿勢継続からの日米金利差拡大への思惑からのドル高円安。

しかし、リスク回避姿勢・株安展開継続からのドル安円高。

と、今週もやっぱりレンジ相場と予想します(笑

(どこにでもある1ドル円為替見通しブログの1素人管理人の意見ですからね!)
 
今後のドル円相場は、

短期:108円~115円程度のレンジ相場

長期:105円~115円程度のレンジ相場

と予想します。

110円を挟み±5円程度でしょうか。

みなさまの資産運用投資の手助け(参考)になれば幸いです♪

 

 

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